バッハ:フーガの技法
(第5回サポート作品)
大井浩明 Hiroaki OOI
2009年3月25日発売 価格 オープン
品番:EZCD-10004
発売元:オフィスENZO
レーベル:ENZO Recordings
販売元:株式会社キングインターナショナル
【収録曲目】
バッハ:フーガの技法BWV.1080(全21曲)
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【作品紹介】
バッハが最も愛した楽器クラヴィコードによる、世界初の試み
未完の三重フーガ、死の床で口述筆記させたコラール前奏曲も併録
ヨリス・ポトフリーヘ最新モデル(2008)によるベルギー録音
あらゆる楽器の中でバッハが最も愛奏し、息子達にも手取り足取り教えたのが、クラヴィコードです。音色はチェンバロに似通っていますが、チェンバロでは出来ない、声楽的な強弱・ニュアンス付けが可能です。オーセンティックなモデルに忠実であればあるほど、その音色はますますプラチナのような輝きを帯びる一方、コントロールは至難となり、また、音量が極めて繊細であるため、もともとクラヴィコードを想定して書いた作品群は、コンサートではもっぱらチェンバロで演奏されてきました。レオンハルト、シュパーニ、シフ、クレマンシックらが絶賛する製作家、ヨリス・ポトフリーヘの最新作(2008)の豊かな響きは、我々をバッハ家の居間へと誘います。それは、宮廷や教会から帰宅し、カツラを脱いでくつろいでいる、等身大のバッハの姿です。
なお、ジャケット画像はスコットランドの法医人類学者キャロライン・ウィルキンソンがバッハの骨とCG模型を使い復元した"バッハの素顔"。昨年ニュースでも話題になったデジタル画像です。独アイゼナハにあるバッハ博物館の許諾を得て特別に使用しています。
(→ロイターニュースhttp://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-30575320080229)
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