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『ファンタジア -小林武史による團伊玖磨弦楽作品集』天正遣欧使節の音楽 (第4回サポート作品)
アントネッロ

2007年6月21日発売  
品番: AMOE-10004
制作・発売:株式会社オフィスENZO
販売:株式会社キングインターナショナル
レーベル:Anthonello Mode

【収録曲目】
○プロログ
[1] パッサメッツォ上の五木の子守唄 〜 ももやももや
Nana de Itcuqi sobre el passamezzo 〜 Momoya
[2] 漆黒の南蛮履(作者不詳)   
Nao tragais borzeguis pretos (Anonimo)
[3] とりこてあ(編物する女 または ぽかすか叩く)(アロンソ)
La tricotea (Alonso)
[4] 夜は暗うて(フランシスコ・ゲレーロ?)〜 [5] こんけららばれ
Si la noche haze escura (Francisco Guerrero?) 〜 Con que la lavare
○出航
[6] 牛飼いとお針箱 
Las Vacas & Scatola dagli agghi
○国王フェリペ2世謁見
[7] ディフェレンシアス《いと甘き覚え》(エルナンド・デ・カベソン〜ピエール・サンドラン)
Doulce memoriae (Hernando de Cabezon〜Pierre Sandrin)
[8] あめまりあ(フランシスコ・ゲレーロ)
Ave Maria (Francisco Guerrero)
[9] 川内の子守唄 〜 [10] ファンタシア(アントニオ・カレイラ)
Nana de Xendai 〜 Fantasia a quatro em la re (Antonio Carreira)
○舞踏会
[11] 花の舞(ファブリツィオ・カローゾ)
Ballo del fiore (Fabritio Caroso)
[12] スパニョレッタ(ファブリツィオ・カローゾ)
Spagnoletta (Fabritio Caroso)
○伊東マンショの郷愁
[13] 日向木挽唄 Cobiqiuta de Fiuga  
○ローマにて
[14] ファンファーラ《馬上にて》
Fanfara《L’accavallo》
[15] らおだて 
Laudate Dominum
[16] そなたはさながら清らなり(ジョヴァンニ・バッサーノ〜ジョヴァンニ・
ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ) 
Tota pulchra es (Giovanni Bassano〜Giovanni Pierluigi da Palestrina)
[17] でんでれん(作者不詳) 
Dindirin (Anonimo)
[18] レスポンソリウム《天主のサントスは来たりて》(サカラメンタ提要より)  Subvenite Sancti Dei
○関白秀吉謁見
[19] テント《こんけららばれ》(アントニオ・カレイラ)
Tento com cantus firmus sobre Con que la lavare (Antonio Carreira)
[20] グロサード《こんけららばれ》(ルイス・デ・ナルバエス)
Con que la lavare (Luys de Narvaez)
○中浦ジュリアンの回想
[21] 中浦手毬唄 〜
[22] レセルカーダ《いと甘き覚え》(ディエゴ・オルティス〜ピエール・サンドラン)
Temariuta de Nacaura - Doulce memoire (Diego Ortiz - Pierre Sandrin)
[23] 誰人が幸いなるか存じてをる(オラツィオ・ヴェッキ) 〜
[24] ろどりごまるちねす殿(作者不詳)   
So ben mi ch’ha bon tempo (Orazio Vecchi)〜 Rodrigo Martinez (Anonimo)
○中浦ジュリアンの殉教
[25] らだにあす 〜
[26] こんけららばれ 〜
[27] パライゾに(サカラメンタ提要より)
Litaniae 〜 Con que la lavare 〜 Im paradism

キリスト教が伝来してから秀吉がバテレン追放令を発するまでの数十年間は日本人が西洋音楽に接した最初の時代であり、この時期に根付いた音楽の影響は、今日想像するよりも遥かに大きかったと考えられる。今日に至るまで日本人の精神に根付いたこの時代の音楽を、天正遣欧使節の歩みを通じて多角的に検証する。世界的なリコーダー&コルネット奏者濱田芳通が10年以上構想を練りあげた企画が実現。
九州のキリシタン大名がローマ教皇に派遣した4人の少年(伊東マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ)が、どのような状況で異国の音楽に取り組んでいったのかを、古謡に即して作られたであろう曲、当時ヨーロッパで大ヒットした曲などから浮き彫りにする。

【記事掲載】
 日本経済新聞2007年8月3日20面(夕刊)のディスクレビューに掲載されました。
 『レコード芸術』2007年9月号の新譜月評・特選盤に選ばれました。(P174-175)
 『レコード芸術』2007年8月号の話題のニューディスクに選ばれました。(P181)
 サライ2007年10月4日号サライCDレビュー
 東京人2007年10月号P140-145天正遣欧使節をめぐる音楽巡礼
 古楽器情報誌「アントレ」2007年9月号
 産経新聞2007年7月29日13面必聴必見に掲載されました。
 毎日新聞2007年7月24日5面(夕刊)今月「私の3枚クラシック磯山雅氏選に掲載されました。
 朝日新聞2007年7月12日13面(夕刊)for your Collection クラシック音楽<個性派>に掲載されま  した。

 

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