 『Composer Group Cue Works（作曲家グループCue作品集）』
（第3回サポート作品）
定価2,940円（税込） 2007年1月7日発売
品番：ALCD-70
レーベル：ALM RECORDS
企画制作：作曲家グループＣｕｅ
１．篠田昌伸：アズール 
末永 千湖（ヴァイオリン）木ノ脇道元（フルート）佐藤紀雄（ギター）
２．内田祥子：ユニオン
濱崎由紀（E_クラリネット）野田祐介（B_クラリネット）
芳賀史徳（B_クラリネット）伊藤圭（バス・クラリネット）
３．深見麻悠子：ムーヴメント
中島久美（ヴァイオリン）木ノ脇道元（フルート）
４．浅井暁子：フィクセイション
佐藤紀雄（ギター）
５．北條美香代：デュオ・イン・ア・ストレインド・タイム
底押千鳥（ヴァイオリン）西山健一（チェロ）
６．田渕大次郎：プラスティック・メモリー
中島久美（ヴァイオリン）有馬理絵（クラリネット）藤原亜美（ピアノ）
東京芸術大学を卒業した若手作曲家6人によって結成されたComposer Group Cue（キュー）の初めての作品集。
Cueがこれまでの演奏会活動において発表してきた作品の中から、このCDのために各メンバーが１曲ずつセレクト。
２００６年夏に新たにレコーディングを行い、佐藤紀雄（ギター）、藤原亜美（ピアノ）、木ノ脇道元（フルート）など、現代音楽のスペシャリスト達が演奏に参加。様々な編成で描かれた６人６様のバラエティ豊かな作品を、上質な演奏で味わうことができるCDである。
―描き方は巧みであっても魅力に欠ける作品が多い中で、自己をしっかり見据え自分の言葉でしゃべっている。６人６様のオリジナリティは新しい世界を形成して私たちの持っている既存の音響をさらに膨らませてくれる。
（中略）深刻なテーマをポップな感覚で表現できる羨ましい世代、恐るべき若者たち！
（福士則夫／作曲家）
―実は全く期待しないで聴き始めたのだが、どうして、実に見事な作品集である。
（中略）このような若手が育っていることを心強く思った。
（佐野光司／音楽評論家『レコード芸術３月号』）
―限られた楽器編成を工夫して用いながら、各人、自由に書いている作品は、６人の異なった資質が際立っておもしろい。（ 白石美雪／音楽評論家『ライナー・ノーツ』）
【記事掲載】
 『レコード芸術』2007年3月号P146-147の新譜月評に紹介されました。
|
